花粉症の時期をむかえ、舌下免疫療法についてのお問い合わせが多くなってきています。問い合わせの多いものについて記載いたします。

・治療効果:当院では現在、8名の方が舌下免疫療法を継続中です。1人は治療開始後2回目の花粉飛散時期、他の7名の方は1回目の花粉飛散時期をむかえています。今年の飛散シーズンが終わったら、詳しく評価しますが、現時点の印象として治療効果は当初考えていた以上にあると思います。おおまかな評価として、半数の方が花粉症治療(内服、点眼、点鼻)をしてくてもよくなり、半数が減薬できている感じです。もちろん、今年は花粉の飛散量が少ないということも影響していると思いますが、全く無効という方はいないようです。

・舌下免疫療法の開始時期:スギ花粉の飛散していない時期となります。残念ながら花粉の飛散時期には開始できませんので、今年の飛散が終わってからの開始となります。岩手では例年、5月の半ばくらいまでの飛散ですので、5月末以降であれば開始できると思います。

・治療できる年齢:12歳以上になります。

・副作用:当院で治療を開始された方で、重大な副作用を起こした方は、今のところありません。ショック、アナフィラキシーになった方はいません。継続中の軽微の副作用としては、口腔内の痒み・腫れは1人、皮膚の痒みが1人にありましたが、いずれも治療継続可能で、次第におさまり現在は症状はありません。